Ninja250/Ninja400
BGF専属ライターHIDE
このバイクが発表された時に下記のプロモーションを拝見して真っ先に思いついた言葉が「このバイク欲しい。」だったのを覚えている。
2008年250ccフルカウルスポーツバイクが発表された。
そのバイクは国内にフルカウルスポーツバイクの流行を再びもたらした。
Ninja250Rである。
そこから2013年にNinja250がデビュー、常にスポーツバイクを牽引してきたカワサキ。
「誰にでも扱えてエキサイティングなバイクを」との開発コンセプトの下、このモデルは登場している。
そして、2014年にNinja400がデビュー。
その400をベースに250と共通のプラットフォームを持たせ、
開発当初からコンセプトに掲げるイージー&エキサイティングを形にしたのが
2017年に発表されたNinja250 Ninja400である。
跨るとすぐに軽さに驚くであろう、そして走れば乗りやすさに感心するはずだ。
ただ走るだけではなくデザインにもカワサキらしさ溢れている。
リッタースポーツバイクの10Rを彷彿とさせる表情が魅力で、
ヘッドライトは2眼とも点灯しLEDランプへと変更されている
突き出た顔は前へ前へと進もうとする表情を醸し出し、
テールランプは抜かれざまにスタイリッシュなイメージを残してくれることだろう。
このバイクに乗っている方に感想を聞いてみると、
そのバランスの良さを語ってくれた。
乗車姿勢に無理がなく、長距離を走っても疲れがあまりないと言う。
また、峠を積極的に攻めても回せる楽しさを同時に持ち合わせているとのこと。
カワサキがクラス最高レベルを目指した、強力なトルクと爽快な加速が体験できるとあるが、
まさしく、最高レベルと言っていいほど楽しめる1台であることは間違いない。
ただ、このバイクは長年の経験を積んだベテランから免許取立ての初心者まで、それぞれの経験に合わせた走りをしてくれる。
バランスのとれたバイクとしてカワサキの歴史に名前を残す名車がまた誕生したかもしれない。
ここ最近のカワサキは怒涛の勢いを感じるのは私だけではないだろう。
総合的に見て、まさしく「イージー&エキサイティング」
この言葉に、このバイクは行き着くのである。
簡単なスペックをご紹介しておこう。
Ninja400 Ninja250と同時に発売になっているが、排気量の違いはあれどサイズはほぼ同じで、
全長1,990mm 全幅710mm 全高1,120mmだ。
シート高785mmであるから足つきに対しても問題ないであろう。
250とは全高で若干の差がある250は 1,125mm。
後はマフラーサイズとタイヤが違うだけで400に設定されているのは、
フロント110/70R17 リア150/60R17 と250より若干太くなっている。
そして、シフトインジケーターが使用され、幻の7速を入れずに済みそうである。
初めてバイクを買うという方、普段大型バイクを所有されていて、
チョイ乗りで峠を楽しみたいという方にオススメの1台である。
バイクガレージ福井の社長がよく話してくれる”生涯顧客”にふさわしい1台としてご紹介した。
250にするか400にするか迷うところではあると思うが、そこはバイクガレージ福井にて相談してみてほしい。
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